『プレジデント』(プレジデント社、650円)2008年3月31日号の第一特集は「一流社員が読む本 二流が好む本」。ややキツめのタイトルだが、内容は極めて良心的で、「賢人が選ぶ!知的興奮のベスト300冊」と煽り文句にあるように、ボリュームたっぷりだ。気になる記事タイトルをざっと並べると、こんな感じだ。(1)9割の人は情報の洪水に流されている!
(2)トップ公開「これが私を育て、伸ばしたバイブルだ」
(3)書店、ネット検索で「この一冊」と出会うコツ
(4)役職別「一歩抜きんでる」貫禄の126冊
(5)10大課目別「実践で役立つ」傑作150冊
(6)東大・玄田教授らがすすめる「ハッピー転職」への21冊
(2)で登場するトップのなかでも異色は、制御機器・電子部品大手オムロンの作田久男社長。「私はつねに小説の主人公と一緒に考える」として、『赤と黒』(スタンダール)『レ・ミゼラブル』(ヴィクトル・ユゴー)『虚空遍歴』(山本周五郎)『人間の條件』(五味川純平)『モンテ・クリスト伯』(アレクサンドル・デュマ)、という5冊の本を紹介している。内容は本誌を買って読んでいただきたい。
ちなみに、『プレジデント』のグラビア連載「地球百景」(写真・文=野町和嘉)は本号で93回目を迎えるが、インターネットで世界中の情報を拾える現代にあっても、世界の広さを感じさせてくれる出色の連載だ。70年代から『フォト・ジャポン』(福武書店)や米『ライフ』で活躍してきた写真家・野町和嘉さんも60歳を超えた。これからどんな仕事を見せてくれるのだろうか。




















