『沈まぬ太陽』と俳優・渡辺謙の「凄み」

| | トラックバック(0)

img_goethe_200912.jpg映画『沈まぬ太陽』(角川映画)の劇場公開が10月24日に始まりました。上映時間3時間22分、総制作費20億円超というまさに超大作。唐沢寿明さんと江口洋介さんが好演した『白い巨塔』、木村拓哉さんと北大路欣也さんという『華麗なる一族』に続く山崎豊子作品の実写化だけあって、公開前から異常なほどの注目を浴びています。10月26日発売の『週刊現代』(講談社)は早くも「映画『沈まぬ太陽』はどう評価すべきか」との記事を掲載。破天荒な論調も少なくない同誌が、「概ね好評価を得ている『沈まぬ太陽』。大ヒットに向けて、ひとまず順調な"離陸"を開始したようだ」と、冷静で温かい結論を下しています。どうあがいても否定のしようのない作品なのでしょう(笑)。

ところで、山崎豊子作品ということよりも、いまや世界で最も有名な日本人俳優の一人となった渡辺謙さんの演技見たさに映画館に足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。10月25日の日曜洋画劇場(テレビ朝日)は、渡辺謙さんがエグセクティブ・プロデューサーを務めた傑作『明日の記憶』をオンエア。また、10月24日発売の男性情報誌『GOETHE』12月号(幻冬舎)には、渡辺謙さんのインタビューが掲載されています! 「自分は何のために生きているのか。何かの役に立っているのか。結果的にはそのことの裏返しとして、誇りが生まれるという気がする」という渡辺謙さん。

そんな俳優としての誠実さを裏切らず生きてきた渡辺謙さんが演じる役もまた、不屈の闘志と曲げない信念の男です。日本航空御巣鷹山墜落事件で遺族たちとの信頼関係を築き、社内改革に取り組もうとしながら、社内抗争に巻き込まれて左遷された日本航空の小倉寛太郎さん。すでに世を去ったこの男性をモデルとした「国民航空」社員の「恩地元」です。原作の山崎豊子『沈まぬ太陽』(新潮文庫)とともに、ぜひ映画をご覧ください。(K)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 『沈まぬ太陽』と俳優・渡辺謙の「凄み」

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mt.ayumibooks.jp/mt-tb.cgi/65

  • あゆみBOOKS全店
    2011/12/12-12/18
  • 采配
    落合博満
    ダイヤモンド社
    本体1,500円+税
  • 人生がときめく片づけの魔法
    近藤麻理恵
    サンマーク出版
    本体1,400円+税
  • 大人の流儀(続)
    伊集院静
    講談社
    本体933円+税
  • 謎解きはディナーの後で2
    東川篤哉
    小学館
    本体1,500円+税
  • ジェノサイド
    高野和明
    角川書店
    本体1,800円+税
  • 動的平衡(2)
    福岡伸一
    木楽舎
    本体1,524円+税
  • 不動の絆
    戸塚啓
    角川書店
    本体1,400円+税
  • 小澤征爾さんと、
    音楽について話をする
    村上春樹/小澤征爾
    新潮社
    本体1,600円+税
  • スティーブ・ジョブス(1)
    ウォルター・アイザックソン
    講談社
    本体1,900円+税
  • 謎解きはディナーの後で
    東川篤哉
    小学館
    本体1,500円+税