桜庭一樹『少年になり、本を買うのだ』(東京創元社)

| | トラックバック(0)
20100706桜庭一樹.jpg
おもしろい本を信頼できる読み手に勧めてもらいたい方へ! 『桜庭一樹読書日記』シリーズがピッタリ。現在も連載中の東京創元社のweb連載を書籍化、すでに3冊刊行されています。

『私の男』(文藝春秋)で直木賞作家となった桜庭さんは稀代の読書家でもあり、ほぼ一日一冊読んでいます。膨大な読書量の中から選りすぐった本の感想と、読書量では負けていない編集者K島氏との本をめぐるやり取りがおもしろく、あれもこれも読んでみたくなります。

移動の電車内で、風呂の中で、床に転がって、こたつにカメのようになって・・・本をむさぼり読む姿がくり返し登場したり、桜庭さんの意外な面が垣間みられます。彼女はいわゆるビジュアル系の作家(本人の写真を表紙にしたり、ポスターにしていたことがあったので)なのかと思っていたのですが、化粧が嫌いだったり、華奢で小柄な見た目と違って空手初段だったり、小説を書くときのスタイルも独特で、作品同様本人も意外性に満ちているのです。

桜庭作品を読んだ人はもちろん、未読の人にも楽しめる質の高い書評本です。(綱島店・川村)

ISBN:978-4488070649、刊行日:2009/8、定価882円(税込)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 桜庭一樹『少年になり、本を買うのだ』(東京創元社)

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://mt.ayumibooks.jp/mt-tb.cgi/88

  • あゆみBOOKS全店
    2011/12/12-12/18
  • 采配
    落合博満
    ダイヤモンド社
    本体1,500円+税
  • 人生がときめく片づけの魔法
    近藤麻理恵
    サンマーク出版
    本体1,400円+税
  • 大人の流儀(続)
    伊集院静
    講談社
    本体933円+税
  • 謎解きはディナーの後で2
    東川篤哉
    小学館
    本体1,500円+税
  • ジェノサイド
    高野和明
    角川書店
    本体1,800円+税
  • 動的平衡(2)
    福岡伸一
    木楽舎
    本体1,524円+税
  • 不動の絆
    戸塚啓
    角川書店
    本体1,400円+税
  • 小澤征爾さんと、
    音楽について話をする
    村上春樹/小澤征爾
    新潮社
    本体1,600円+税
  • スティーブ・ジョブス(1)
    ウォルター・アイザックソン
    講談社
    本体1,900円+税
  • 謎解きはディナーの後で
    東川篤哉
    小学館
    本体1,500円+税