2011年4月アーカイブ

本日発売のおもな雑誌をご紹介します。(下のリンクに続く)

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数か月前の朝日新聞に、同紙の記者が舞踏家・麿赤兒(まろあかじ)さんの稽古場を訪ねた記事が載っていました。最近では俳優・大森南朋さんの父親として知られていますが、麿さんと言えば、まずは唐十郎さんとともに立ち上げた劇団「状況劇場」でしょう。日本の誇る舞踏家・土方巽に師事し、そこから独自の世界を切り拓いていった麿さん。朝日新聞の記事には、麿さんが土方巽から何をどのように学んだのか、簡潔かつ印象的な言葉で書いてあったように思います。最近復刻された土方巽の自伝『痛める舞姫』(白水社)は、麿さんが学んだというその「観察眼」の話から始まります。「あれをみろ、そげた腰のけむり虫がこっちに歩いてくる。あれはきっと何かの生まれ変わりの途中の虫であろうな」。先の見えないいまだからこそ、きちんと「観る」力を身につけたいものです。それでは、本日発売のおもな雑誌をご紹介します。(下のリンクに続く)

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本日発売のおもな雑誌をご紹介します。写真週刊誌の草分け『FOCUS[フォーカス]』(新潮社)が「大震災緊急復刊」ということで、本日発売されました。朝日新聞の綴じ込み別冊『GLOBE[グローブ]』が今年に入って「写真は死んでいくのか」という特集を組んでいますが、写真家集団マグナムの若き会長、ジョナス・ベンディクセンがそこで言っていたように、写真はちっとも死んでません。危ういのは「写真ビジネス」だけ。ベンディクセンが言うように、写真の力はむしろ増しています。ツイッターやフェイスブックなどさまざまなコミュニケーション・ツールが登場し、流れのなかの水泡のように情報があらわれては消えていくいまの世のなかで、着実に人間の生きた軌跡を記録し続け、人間がこれから生きていくべき行き先を照らし出してくれているように思います。(下のリンクに続く)

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4月9日で井上ひさしさんが亡くなられてから丸一年がたちました。皮肉なことに、東日本大震災発生によって、テレビアニメ「ひょっこりひょうたん島」のモデルとなった岩手県大槌町の蓬莱島、それに傑作『吉里吉里人』のモデルとなった同町は大きな被害を被りました。とくに蓬莱島では灯台が倒壊するなど各所で損傷が著しく、今年7回目を迎える「ひょうたん島まつり」も中止になってしまいました。町民のみなさんにもたくさんの犠牲者が出て、井上さんがご存命だったら文字通り飛んで駆けつけたことでしょう。いまはまだひょうたん島がどうのこうの言う時期ではありませんが、井上ひさしという稀代の大作家に愛された町の誇りを胸に、町民のみなさんにはなんとかいまを生き抜いてほしいと思います。井上さんの未完の長篇小説『グロウブ号の冒険』(岩波書店)も発売されました。一周忌をきっかけに、東北につちかわれた井上さんの想像力の世界にふれてみてください。

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本日発売のおもな雑誌をご紹介します。発売から時間がたってしまいましたが、ぜひ買いもらしのないように、珠玉の特集を掲載した雑誌をご紹介しておきます。『Pen[ペン]』(阪急コミュニケーションズ)の特集「ヘミングウェイ、再び」は、東日本大震災後のいまだからこそ読みたい特集です。何があろうと一度きりの人生、生きているかぎりは味わい尽くすのだ、という強い意志。ヘミングウェイは人生の最後に自らを銃で撃ちぬくという選択肢を選びますが、そうした幕の閉じ方も含めて、他人が後始末をつけてくれるわけではなく、すべては自分の人生でしかないのだという態度に、人間の尊厳を感じます。柴田元幸訳のヘミングウェイ名言集は、文章のセレクトが素晴らしく、人生の分岐点にいる、と感じておられる方々にはぜひ読んでほしいです。(下のリンクに続く)

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本日発売のおもな雑誌をご紹介します。今日注目の雑誌は『Goods Press[グッズプレス]』(徳間書店)です。特集はちょっと字面に驚かされる「帰宅困難者支援ギア」。被災地向けの特集ならともかく、首都圏ではいくらなんでも...という気がしますが、今週のベストセラーを見ると、『震災時帰宅支援マップ(首都圏版)』(昭文社)がランクインしているんですね。日本がいかに物質的に豊かで教育水準の高い国になったとはいっても、大地震がいざやってくると、我先にと高速道路に殺到したり、ガソリンやティッシュペーパーを買い占めたり、備えがないとやっぱり冷静な判断ができなくなることが今回の地震でわかりました。「巨大地震が来たときどうするか」は考えておかなくてはなりません。そのときはそのときでなんとかなる、は自分勝手。自分の身に何かあったとき苦しんだり悲しんだりするのは、家族や友人たちですよ。(下のリンクに続く)

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昨年8月に発売された広瀬隆『原子炉時限爆弾』(ダイヤモンド社)が、圏外から一気にあゆみブックスベストセラーのトップ10にランクインしました。「日本の原子力産業が突進しようとしている未来には、とてつもなく巨大な暗黒時代が待ち受けている。その正体こそ、地球の地殻変動がもたらす『原発震災』の恐怖である」という警句は、一年もたたないうちに現実のものとなってしまいました。本書は、東海大地震によって「浜岡原発」の大事故が引き起こされ、「日本全土が壊滅する」という過激なシナリオを想定していますが、その推論や結論に賛同するかどうかはともかく、わたしたち日本人のだれ一人として無視できないテーマであることは間違いありません。必読です。それでは、本日発売のおもな雑誌をご紹介します。(下のリンクに続く)

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かなりマニアな内容ですが、すばらしい新刊が出ましたので手短かにご紹介しておきます。安部ねり『安部公房伝』(新潮社)。著者は名字から推察できるように、作家・安部公房の一人娘で、医師です。公房の父親も医師、公房自身も東大医学部の出身ですが、彼は医師免許を取得せずに作家生活に入りました。書籍のカバーにはワープロの前で執筆する公房の印象的な写真が使われていますが、これは日本で初めてワープロで作品を仕上げた作家と言われていることを意識したものでしょうか。ノーベル賞作家・大江健三郎は、公房が長生きしていれば自身ではなく公房(など別の作家)がノーベル賞を受賞していたと発言していますが、その名声の大きさに比べて、彼の(とくに晩年の)人生は不思議なくらいに謎が多いのです。(下のリンクに続く)

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専門家でもなく、そういう場所でもないので、ここであまり多くのことを書くことはできないのですが、いま必要とされていて、無料で一部を読める本をご紹介しておきます。北村行孝・三島勇『日本の原子力施設全データ』(講談社ブルーバックス)講談社の専用サイトからその一部をPDF形式で読むことができます。著者から今回新たに「東京電力福島第一原発は、建屋で水素爆発を起こすなど深刻な事態となった。情報は混乱し、理由のない不安や誤解が広まっている。この状況が少しでも改善するために、この本で記した基礎知識が役に立つことを願っている」とのメッセージが発表されています。それでは、本日発売のおもな雑誌をご紹介します。(下のリンクに続く)

  • あゆみBOOKS全店
    2012/05/07-05/13
  • 舟を編む
    三浦しをん
    光文社
    本体1,500円+税
  • DVD付き
    樫木式カーヴィー
    ダンスで即やせる!
    樫木裕実
    学習研究社
    本体952円+税
  • HIT & RUN
    折れそうな心に
    夢と希望を
    岡田竜馬
    幻冬舎
    本体1,000円+税
  • 空白
    井上雄彦
    スイッチ・
    パブリッシング
    本体1,400円+税
  • 樫木式カーヴィー
    ダンスで即やせる!
    樫木裕実
    学習研究社
    本体952円+税
  • 人は自分が期待するほど、自分を見ていてはくれないが、がっかりするほど見ていなくはない
    見城徹/藤田晋
    講談社
    本体1,300円+税
  • 弱った体がよみがえる
    人体力学
    井本邦昭
    高橋書店
    本体1,200円+税
  • サムスン式仕事の流儀
    5年で一流社員になる
    ムン・ヒョンジン
    サンマーク出版
    本体1,500円+税
  • ギャル曽根流大食い
    HAPPYダイエット
    ギャル曽根
    マガジンハウス
    本体1,200円+税
  • 『超』入門失敗の本質
    鈴木博毅
    ダイヤモンド社
    本体1,500円+税