
おもしろい本を信頼できる読み手に勧めてもらいたい方へ! 『桜庭一樹読書日記』シリーズがピッタリ。現在も連載中の東京創元社のweb連載を書籍化、すでに3冊刊行されています。
『私の男』(文藝春秋)で直木賞作家となった桜庭さんは稀代の読書家でもあり、ほぼ一日一冊読んでいます。膨大な読書量の中から選りすぐった本の感想と、読書量では負けていない編集者K島氏との本をめぐるやり取りがおもしろく、あれもこれも読んでみたくなります。
移動の電車内で、風呂の中で、床に転がって、こたつにカメのようになって・・・本をむさぼり読む姿がくり返し登場したり、桜庭さんの意外な面が垣間みられます。彼女はいわゆるビジュアル系の作家(本人の写真を表紙にしたり、ポスターにしていたことがあったので)なのかと思っていたのですが、化粧が嫌いだったり、華奢で小柄な見た目と違って空手初段だったり、小説を書くときのスタイルも独特で、作品同様本人も意外性に満ちているのです。
桜庭作品を読んだ人はもちろん、未読の人にも楽しめる質の高い書評本です。(綱島店・川村)
ISBN:978-4488070649、刊行日:2009/8、定価882円(税込)





















