仙台店オススメ情報!の最近の掲載情報

20100713アンダカレント.jpg
いま手元に一冊のマンガがあります。豊田徹也さんの「アンダーカレント」(講談社)。僕の大好きな本。今回は、この話をしてみようと思います。

銭湯を経営する夫婦の、夫がある日突然失踪してしまう。理由がまったくわからない妻は探偵を雇い、探すことにするのだが・・・という物語。とにかく、全体の雰囲気がよい。ゆっくりと、でも確実に進む、力強い物語の推進力。緻密な細部の構成。ちょっとしたユーモア。なにより女主人公の、地に足がついていないような、フワフワとした感じと不安、とらえどころのない現実の持つ、非現実感(?、でも現実って以外とそうですよね)がリアルで素晴らしいです。

「アンダーカレント」というと、もう一つ、名作が。ビル・エヴァンスとジム・ホールのジャズアルバム「アンダーカレント」。とにかくジャケットがすばらしい。水の中に浮かんでいる女性の写真。表情は見えない。非常に抽象的でミステリアス。豊田徹也さんが、このアルバムを聞いたのかどうか、僕にはわかりません。でも、僕はこのマンガを、このジャケットの女性の物語として、いつも読んでいます。勝手に想像をふくらませて読むことも、楽しい本の読み方の一つ。で、きっとそれも「正しい」読書の作法ではないかなと・・・。

みなさまも蒸し暑い夜に、クーラーの効いた部屋などで試してみてください。オススメです。それにしても、あの女性は、どんな表情をしていたんだろう? みなさまは、あの写真にどんな物語をつけますか?(仙台店・藤本)

ISBN:978-4063720921、刊行日:2005/11、定価980円(税込)
20100701サッカー.jpg
いよいよ始まりました、ワールドカップ南アフリカ大会。アフリカ大陸で初めておこなわれる大会でどんなドラマが待っているのでしょうか。

注目は前回大会優勝のイタリア。去年のコンフェデレーションカップを勝った王国ブラジル。迷将(?)マラドーナ率いるアルゼンチン。地元、アフリカ勢の活躍。はたまた、ジャイアントキリングをおこす国はあらわれるのか・・・

そして、一番の主役は、2008ユーロチャンピョンのスペイン。シャビ、セスク、ビジャ、フェルナンドトーレスといったワールドクラス選手によるテクニック、華麗なパスワーク、そして、圧倒的な支配力。ショートパスをつなぎながら相手ディフェンスを崩しゴールする様はまさに、アート。見ていてゾクゾクします。

そんな、スペイン代表をもっとよく知りたいなら、『スペイン代表 美しく勝つ サッカーのすべて』(村松尚登、河出書房新社) をおすすめします。はたして、美しいサッカーは勝利(優勝)できるのか!?これから1か月、眠れない夜が続きそうです。(仙台店・栗原)

ISBN:978-4309271712、刊行日:2010/3、定価1575円(税込)
  • あゆみBOOKS全店
    2011/12/12-12/18
  • 采配
    落合博満
    ダイヤモンド社
    本体1,500円+税
  • 人生がときめく片づけの魔法
    近藤麻理恵
    サンマーク出版
    本体1,400円+税
  • 大人の流儀(続)
    伊集院静
    講談社
    本体933円+税
  • 謎解きはディナーの後で2
    東川篤哉
    小学館
    本体1,500円+税
  • ジェノサイド
    高野和明
    角川書店
    本体1,800円+税
  • 動的平衡(2)
    福岡伸一
    木楽舎
    本体1,524円+税
  • 不動の絆
    戸塚啓
    角川書店
    本体1,400円+税
  • 小澤征爾さんと、
    音楽について話をする
    村上春樹/小澤征爾
    新潮社
    本体1,600円+税
  • スティーブ・ジョブス(1)
    ウォルター・アイザックソン
    講談社
    本体1,900円+税
  • 謎解きはディナーの後で
    東川篤哉
    小学館
    本体1,500円+税